7/13 ジュビロ磐田戦 感想
2005年 07月 13日
試合としては見ていて面白い試合でした。
広島としては寿人のシュートが1本でも川口に防がれずに入ればと思いますが、ジュビロも何本かの決定的なシュートが下田に防がれたわけでお互い様というところでしょう。
寿人はチャンスが思い浮かぶだけで4回はあったように思います。シュートが入らなかったことを責めることもできるでしょうが、4回もチャンスをつくれたことがいいと思う私は甘すぎかなぁ。
とにかく動き出しのタイミングだとかが今サンフレッチェの選手の中ではずば抜けている。他の選手もあの動き出しを盗んで欲しいです。
完封は下田もですが、やはりジニーニョを中心としたDF陣の安定した守備が大きいでしょう。特にジニーニョのところで何度も跳ね返したシーンがありました。その彼が次節出場停止は痛いところです。
気になったのはトップ下に入ったベット・浩司のプレーの質。
ベットは運動量があってよくボールに絡むのだが、サイドを使うという思想が皆無でとにかく中央の一点張り。たまに1人で中央突破で抜け出せて一回ペナルティーエリアで惜しいシュートもあったのですが、逆にその強引な中央突破やスルーパスをカットされてカウンターの基点となっているのはシーズン当初から変わっていないように思います。サイドにいる公太を使えばもっと上手くいくと思うのですが、今まで一体練習でその点を指導しているのか疑問に思えます。
一方で、浩司は運動量がないからか、ベットほどボールを触れていない。ベットと違ってサイドを使う意識があるので幅広い攻撃はできるのは長所だが、浩司の場合は独力で中央突破ができず周りと連動して動くタイプなので周りの選手が動けないときは正直きびしいし、大分のように相手選手が疲れてスペースができたときはいいのだが、磐田は大分の選手ほど甘くはなかったので流れを変えることはできなかった。
そして2人とも問題に思えるのが、守備面で緩慢なところがあってきちんと中盤でプレスに行っていなくてピンチを招いたシーンがあったところ。もしかしたら守備はあまりするなという指示があったのかもしれないが、今までの小野さんのサッカーではそれは考えられないように思う。
他に気になったというか残念だったのは、選手層の違い。
磐田の場合の選手交代した後、それまでとクオリティーがそれほど変わらないのに対して、広島の場合はガウボンが疲れはてて大木と交代した後は明らかに攻めのリズムが悪くなっていたように感じた。連戦で疲れて動きにキレがなくなっている大木を使わないとならない選手層が悲しいところだ。
和幸はチームの中では存在感が増している。彼を中心に攻撃を組み立てれればかなりの確率でチャンスとなっている。本当ならもっと前で使って欲しいのだが、それだと守備面でも中盤では中心となってバランスをとっている彼がいなければ守備面が不安になる。できればもう1人和幸レベルの中盤がいてくれればと思うがそれは贅沢かな。
広島としては寿人のシュートが1本でも川口に防がれずに入ればと思いますが、ジュビロも何本かの決定的なシュートが下田に防がれたわけでお互い様というところでしょう。
寿人はチャンスが思い浮かぶだけで4回はあったように思います。シュートが入らなかったことを責めることもできるでしょうが、4回もチャンスをつくれたことがいいと思う私は甘すぎかなぁ。
とにかく動き出しのタイミングだとかが今サンフレッチェの選手の中ではずば抜けている。他の選手もあの動き出しを盗んで欲しいです。
完封は下田もですが、やはりジニーニョを中心としたDF陣の安定した守備が大きいでしょう。特にジニーニョのところで何度も跳ね返したシーンがありました。その彼が次節出場停止は痛いところです。
気になったのはトップ下に入ったベット・浩司のプレーの質。
ベットは運動量があってよくボールに絡むのだが、サイドを使うという思想が皆無でとにかく中央の一点張り。たまに1人で中央突破で抜け出せて一回ペナルティーエリアで惜しいシュートもあったのですが、逆にその強引な中央突破やスルーパスをカットされてカウンターの基点となっているのはシーズン当初から変わっていないように思います。サイドにいる公太を使えばもっと上手くいくと思うのですが、今まで一体練習でその点を指導しているのか疑問に思えます。
一方で、浩司は運動量がないからか、ベットほどボールを触れていない。ベットと違ってサイドを使う意識があるので幅広い攻撃はできるのは長所だが、浩司の場合は独力で中央突破ができず周りと連動して動くタイプなので周りの選手が動けないときは正直きびしいし、大分のように相手選手が疲れてスペースができたときはいいのだが、磐田は大分の選手ほど甘くはなかったので流れを変えることはできなかった。
そして2人とも問題に思えるのが、守備面で緩慢なところがあってきちんと中盤でプレスに行っていなくてピンチを招いたシーンがあったところ。もしかしたら守備はあまりするなという指示があったのかもしれないが、今までの小野さんのサッカーではそれは考えられないように思う。
他に気になったというか残念だったのは、選手層の違い。
磐田の場合の選手交代した後、それまでとクオリティーがそれほど変わらないのに対して、広島の場合はガウボンが疲れはてて大木と交代した後は明らかに攻めのリズムが悪くなっていたように感じた。連戦で疲れて動きにキレがなくなっている大木を使わないとならない選手層が悲しいところだ。
和幸はチームの中では存在感が増している。彼を中心に攻撃を組み立てれればかなりの確率でチャンスとなっている。本当ならもっと前で使って欲しいのだが、それだと守備面でも中盤では中心となってバランスをとっている彼がいなければ守備面が不安になる。できればもう1人和幸レベルの中盤がいてくれればと思うがそれは贅沢かな。
by somewheresw
| 2005-07-13 23:13
| sanfrecce