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こちらは友達のいない管理人がサンフレッチェ広島について気ままに書くゆるゆるブログです。なお私がこの場に不適切と判断したコメント・トラックバックは削除いたしますのでご了承ください。


by somewheresw
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磐田遠征6/26

前夜は試合前の興奮からかあるいはうなぎの蒲焼を昼夜食べて精力がつきすぎたかなかなか寝付けなかった。
朝、起きると一応雨は上がって曇り空。天気予報も「くもり」とあったのでちょうどいい環境で試合みられそうだと安心する。
朝9時過ぎにホテルをチェックアウトしてホテルを出たころには空は快晴でこのままだと試合中はむちゃくちゃ暑くなりそうと不安が。朝食をとり、お約束の「うなぎパイ」などおみやげも買い、念のための雨具以外の荷物は浜松駅のロッカーに置く。そうしているうちに10時になり試合開始3時の磐田に行くにはまだ早いので、昨日雨天で行くのをやめた観光ガイドにあった浜松駅からバスで20分くらいでいける日本三大砂丘の一つ「中田島砂丘」に行くことにした。(ちなみにあと2つは鳥取砂丘と九十九里浜だが3つ目の座が中田島でなく鹿児島の吹上浜砂丘という話もある)

私自身「日本三大砂丘」というからにはどんなものだろうという興味があっていったわけですが、やはり一応は「三大砂丘」。砂丘の入り口から海が見えないくらい長く砂丘がつづき、あとで解説をみると入り口から海まで500mあるらしい。
瀬戸内海とは違って波が激しく、遠州灘の海の向こうは島もみえずただ水平線があり広大な風景が目に飛び込む。自然の凄さというのを心に刻んで砂丘と後にして、いよいヤマハスタジアムへと向かい午後1時半ぐらいにはスタジアムに着く。

ヤマハスタジアムのアウェーゴール裏にいくと顔なじみな方も何人かいて、「あらっ、来てたんですね」などとアウェーならではの共同運命体みたいな親近感を持ちながら会話が弾んだ。広島サポが百は超えひょっとしたら二百人近くはいたかもしれない。
試合開始前に、事前に10人程度の子供がセンターサークルをかぶさる形で円形に敷かれたミロの広告のシートにめがけてボールを蹴りこみ成功すればミロの製品がもらえるイベントがあったのだが、そのなかになぜか浩司のレプリカをきた子供が。
広島サポ、この浩司レプリカの子が蹴るときは盛んに声援を送っており、その光景がたまらなく楽しかった。磐田もどう見ても広島のサポの子供にゲーム参加させるとは度量が広い。

試合は、立ち上がりジュビロの選手動きが固く、前半8分に駒野のゴールで先制。しかしこれで開き直ったのかそれ以降は基本的にジュビロペース。いつ点をとられてもおかしくないくらいに支配された。広島はチャレンジャー精神から果敢に挑んでいたが、優勝を狙うチームであるジュビロの勝利への執念はそれを超えていた。後半36分に田村→高萩の交代でも流れは変えられず、グラウのリカルドへの肘撃ちのあとに右に出た福西からのセンタリングをグラウがヘッドで押し込み同点。この日の審判はレベルが低く、広島だけでなく磐田が反則を受けたときに、試合を止めないで流せばジュビロの大チャンスという場面でも試合を止めてFKにしてくれたりと磐田側も審判には苛立っていた。
一応同点で前半は終わったが、よほど修正しない限り逆転されるのは時間の問題に思えた。
後半始まるとジュビロの怒涛の攻めがまた始まる。4分右サイドからFKを藤田が蹴りファーサイドに田中に合わせ、折り返したボールを鈴木が押し込みついに逆転。
さらにジュビロの怒涛の攻めは続く。7分前田がペナルティーエリア内でドリブルし倒れたところで審判の笛が鳴った。後半はお互い応援サポのいる方向に攻め込む形でよく見えずもしやPKなのかと思ったが、判定はシュミレーションで前田のファール。
ここでジュビロサポは「前田・前田」と連呼する彼を励ますコールがおきる。そしてこのコールに応えるかのように直後の8分にフリーでボールを受けた前田が左足で強烈なシュートが入り、2点差をつけられてしまう。

この日のジュビロサポの応援は優勝をさせようと熱く、彼らの声援がチームを後押ししているのは目に見えて感じられた。ゴール裏のサポがコールして、メイン・バックスタンドのサポも多くが手をたたいてコールと拍手が会場を包み込む。広島では去年の9/23新潟戦がこんな状況だったような。やはり応援棒でなく拍手のほうが絶対にいい。

2点差になってから、広島ベンチは浩司と俊介を大木・ハンジェと換えてピッチに送る。後半17分に去年の札幌ドームと似たような右45度の位置からFKを得て蹴るのは浩司。私自身「これ直接あるいは小村、サンちゃんが入れそう」と思いながら見ていたら浩司の蹴ったボールを磐田DF・GKがお見合いしてボールはゴールの中へ。2-3.
浩司が入ってリズムはやや広島に流れてきたか。しかし25分に名波→グラウ→前田→グラウときてグラウがこの日2点目の追加点で2-4。
この後、ハンジェ交代後にボランチに入った洋次郎、俊介など果敢にチャレンジするがゴールにまでは結びつかず結局2-4で敗れた。
この日のジュビロはハードワークを激しくやり気持ちの入ったパスサッカーを展開していて広島もこういう気持ちの入った試合ができないと優勝を争うチームにはなれない。

試合が終わってサンパイオがサンフサポにいるアウェーゴール裏に来た。私は「こんなチームに来てくれて本当にありがとう。最後にこんなゲームになって本当にゴメン」と叫んだ。本当にゴメンなさいだ。選手の誰かがサンパイオからポジションを奪い取ってからお別れするのでなく、まだ優勝を争えるようなチームになるきっかけをつかんだかどうかもわからない状態で別れなけらばならないことに。そしてこんなチームを愛してくれJ1に導いたことはどう感謝の表現したらいいか言葉がわからないくらいだ。

サポーターからメッセージを受け取ったサンパイオは下を向いたまま控え室に戻っていった。私は出待ちしては選手に迷惑だと思ったのでサンパイオが控え室に入るのを見送ったあとに一緒に観戦した方と別れの挨拶をしてなにかむなしさみたいな感情を抱えてスタジアムをあとにした。

帰り道この旅で感じたジュビロとの差について色々思いが巡った。
「選手個々の気持ちの問題の差」言葉にするのは簡単だがそれを埋めるにはどうしたら埋められるか色々帰り道考えたが、即効ある答えは未だにわからない。ただジュビロはいろんな経験を積み重ねてここまで来たんだと思う。今回優勝したマリノスもそうだと思う。一晩野宿しようが1日中自転車にこぎつづけることで即、身につくものでなくてすばらしい選手、監督と厳しい試合を勝ち抜くことで身についた伝統みたいなものなのだと思う。
それを今のサンフの選手達は一から作り上げている最中なんだろうかな。サンフは去年はJ1復帰という目標に向けて「勝ち」しか許されないようなつらく厳しい試合がつづいた。その経験はまだ残っているんだから、もう一度その苦しさに正面からぶつかってみる必要があるのではないだろうか。ひたすら自分を向上させて勝つことにこだわることを。そういえばジュビロはドゥンガがいなくなって個々の選手が危機感から自立して常勝チームとなった。サンパイオがいなくなったサンフもキャプテンの公太、下田、森崎兄弟、駒野など全選手が立場や年齢にこだわらずにチームを引っ張っていくように自立して欲しいと思う。
by somewheresw | 2004-07-02 22:57 | 遠征記