2002年降格と2007年降格の違い
2007年 12月 09日
もはや、今すぐにでも札幌が債務超過で破産してチーム解散とかいう奇跡でもなければ再びJ2に落ちることになるサンフレッチェ広島。2002年に一度J2に落ちたが同じJ2落ちでも大きな違いがいくつもある。
1つ目はJ2の厳しさを知ってしまったこと
2003年はJ2初めてでJ2の厳しさを知らず、ある意味新鮮さもあって「1年で戻るぞ!」と応援熱も高かった。
しかし、今回はJ2の辛さは知っている。11月残留争いの中TVのスポーツニュースで「もうJ2はいやじゃ!」との広島サポの叫びがあるように、J2de最初勝ちつづけてもいつ失速するかという恐怖感、勝てないことの焦り、J1のチームが交通網の発達した首都圏ヘ多くあるのに対して、交通の便の悪い地域のチームがJ2は多いという移動の手間など今回は多くのチーム関係者やサポが知ってる。
これにサポがついていくにはよほどのテンションを上げる要素がないと厳しい。そしてサポに対して単に「共に闘おう」というスローガンだけでそれを要求するのは酷だと私は思う。
2つ目はJ2で成長してJ1へ戻り優勝争いをするということの困難さを知っていること
前回落ちた時は小野監督の元、いまや死語となった森崎兄弟などビッグセブンや茂木、林、ハンジェ、ユース飛び級の高萩など有望な若手をJサンパイオのような経験ある選手とプレーし、でJ2の昇格争いをすることで成長させつつ1年でJ1へ戻り、3年後にJ1の優勝戦線に名乗りを挙げるという夢をチーム・サポが共有できていた。
なんとか1年でJ1に復帰したものの、若手でレギュラーになったのは森崎兄と駒野、あと森崎弟がレギュラーだったりそうでなかったりという状況。戦力化できず消えていった選手の方が多い。しかもフル代表に行ったのは駒野だけでU20の頃はその年代トップレベル中盤の選手だった森崎兄はキャリアで阿部勇樹や鈴木啓太に抜かれた。チーム成績も2005年中断時期に運良く2位という瞬間もあったが最終的には7位。他の3年は2桁順位で今年J2降格してしまった。
久保社長は今回も「1年でJ1復帰、3年でJ1優勝争い」と言っているがそれをサポーターが社長の妄想と思わずついて行くことは容易ではない。
3つ目は降格決定する前後のチーム状況の差
2002年落ちたとき、残り試合3試合残して11/16の鹿島戦で負ければ降格的という試合、11/23柏戦負ければ降格といった2試合で勝って降格阻止するためにねばり最終節札幌戦まで希望を繋いだものの札幌ドームで力尽きて4-5Vゴール負けで落ちてしまった(結局はライバルチームの勝ち点の関係で勝っても降格だったけど)。その後天皇杯では準決勝で京都に1-2で惜敗するまでいった。チームの状況は最後は尻上がりだったので来期は戦力ダウンが酷くなければJ2で闘える自信みたいなものがその当時はあった。
しかし、今回はリーグ戦は9/1第24節横浜FC戦で勝って以来リーグ戦は10節勝ちなし。入れ替え戦も1分け1敗の勝利ゼロとチーム成績は下降線をたどってふがいなく落ちた印象。天皇杯の結果次第では変わってくるかもしれないがチームの状況は2002年に落ちた時よりも悪い。
4つ目はチーム関係者の責任のとり方
2002年は強化担当者だった今西総監督と木村監督が降格の責任をとって辞任した。木村氏は擁護する意見はなかったが今西氏は前年までの功績から残って欲しいという意見もあったが責任をとるといって辞任した。
2007年は今のところ久保氏は社長はお辞になるそうですが代表権ある会長就任と今年はエディオンが忙しくほとんど常務にクラブをまかせていたので事実上今と立場は変わらないまま、織田強化部長、ペトロビッチ監督は留任。来季に向けて選手の流出を止めるだそうです。さらに強化部長と監督を解任すれば、何もないところからチームつくりをスタートしなければならない入替え戦に回ったおかげでただでさえ来季に向けてのスタートが遅れているのに、空白期間をつくりこれ以上遅らせるわけにはいかないと言っているみたいですがどうなんでしょう?
5つ目は降格後の入場料などの条件
前回落ちた2003年はサポーターを一人でも増やそうと当時はバックスタンド・ゴール裏が同じ料金の自由席で年間パス・ファンクラブ会費合わせても14000円くらいだった。しかもその当時ファンクラブ会員の得点で来場回数に応じ来場ポイントとは別にプレゼントがあったりファンクラブサロンにはお菓子やジュースが振る舞われたりお買い得感がすごくあった。臨時駐車場もマックスバリューが今あるところが空き地やら多くあって来場も今思えばはるかに気軽に行けた。
2008年は先月公式HPに発表されたままならJ1いる前年度よりも値上げということになる。1例で言えば、ファンクラブ会費入れるとサポーターズシートでも25000円、バックスタンドなら30000円とバックスタンドなら2倍以上のお値段。昨日の試合後のサポーターとフロントの話で漏れ聞くところによると「サンフレッチェ」ブランド構築のため値上げは止めないそうです。しかも駐車場の条件は5年前よりも悪化しているし。
ホント、前回と今回じゃ大違い。2003年は1試合平均9000人いた観客が今回はどれだけの人がついてこれるのだろう?
1つ目はJ2の厳しさを知ってしまったこと
2003年はJ2初めてでJ2の厳しさを知らず、ある意味新鮮さもあって「1年で戻るぞ!」と応援熱も高かった。
しかし、今回はJ2の辛さは知っている。11月残留争いの中TVのスポーツニュースで「もうJ2はいやじゃ!」との広島サポの叫びがあるように、J2de最初勝ちつづけてもいつ失速するかという恐怖感、勝てないことの焦り、J1のチームが交通網の発達した首都圏ヘ多くあるのに対して、交通の便の悪い地域のチームがJ2は多いという移動の手間など今回は多くのチーム関係者やサポが知ってる。
これにサポがついていくにはよほどのテンションを上げる要素がないと厳しい。そしてサポに対して単に「共に闘おう」というスローガンだけでそれを要求するのは酷だと私は思う。
2つ目はJ2で成長してJ1へ戻り優勝争いをするということの困難さを知っていること
前回落ちた時は小野監督の元、いまや死語となった森崎兄弟などビッグセブンや茂木、林、ハンジェ、ユース飛び級の高萩など有望な若手をJサンパイオのような経験ある選手とプレーし、でJ2の昇格争いをすることで成長させつつ1年でJ1へ戻り、3年後にJ1の優勝戦線に名乗りを挙げるという夢をチーム・サポが共有できていた。
なんとか1年でJ1に復帰したものの、若手でレギュラーになったのは森崎兄と駒野、あと森崎弟がレギュラーだったりそうでなかったりという状況。戦力化できず消えていった選手の方が多い。しかもフル代表に行ったのは駒野だけでU20の頃はその年代トップレベル中盤の選手だった森崎兄はキャリアで阿部勇樹や鈴木啓太に抜かれた。チーム成績も2005年中断時期に運良く2位という瞬間もあったが最終的には7位。他の3年は2桁順位で今年J2降格してしまった。
久保社長は今回も「1年でJ1復帰、3年でJ1優勝争い」と言っているがそれをサポーターが社長の妄想と思わずついて行くことは容易ではない。
3つ目は降格決定する前後のチーム状況の差
2002年落ちたとき、残り試合3試合残して11/16の鹿島戦で負ければ降格的という試合、11/23柏戦負ければ降格といった2試合で勝って降格阻止するためにねばり最終節札幌戦まで希望を繋いだものの札幌ドームで力尽きて4-5Vゴール負けで落ちてしまった(結局はライバルチームの勝ち点の関係で勝っても降格だったけど)。その後天皇杯では準決勝で京都に1-2で惜敗するまでいった。チームの状況は最後は尻上がりだったので来期は戦力ダウンが酷くなければJ2で闘える自信みたいなものがその当時はあった。
しかし、今回はリーグ戦は9/1第24節横浜FC戦で勝って以来リーグ戦は10節勝ちなし。入れ替え戦も1分け1敗の勝利ゼロとチーム成績は下降線をたどってふがいなく落ちた印象。天皇杯の結果次第では変わってくるかもしれないがチームの状況は2002年に落ちた時よりも悪い。
4つ目はチーム関係者の責任のとり方
2002年は強化担当者だった今西総監督と木村監督が降格の責任をとって辞任した。木村氏は擁護する意見はなかったが今西氏は前年までの功績から残って欲しいという意見もあったが責任をとるといって辞任した。
2007年は今のところ久保氏は社長はお辞になるそうですが代表権ある会長就任と今年はエディオンが忙しくほとんど常務にクラブをまかせていたので事実上今と立場は変わらないまま、織田強化部長、ペトロビッチ監督は留任。来季に向けて選手の流出を止めるだそうです。さらに強化部長と監督を解任すれば、何もないところからチームつくりをスタートしなければならない入替え戦に回ったおかげでただでさえ来季に向けてのスタートが遅れているのに、空白期間をつくりこれ以上遅らせるわけにはいかないと言っているみたいですがどうなんでしょう?
5つ目は降格後の入場料などの条件
前回落ちた2003年はサポーターを一人でも増やそうと当時はバックスタンド・ゴール裏が同じ料金の自由席で年間パス・ファンクラブ会費合わせても14000円くらいだった。しかもその当時ファンクラブ会員の得点で来場回数に応じ来場ポイントとは別にプレゼントがあったりファンクラブサロンにはお菓子やジュースが振る舞われたりお買い得感がすごくあった。臨時駐車場もマックスバリューが今あるところが空き地やら多くあって来場も今思えばはるかに気軽に行けた。
2008年は先月公式HPに発表されたままならJ1いる前年度よりも値上げということになる。1例で言えば、ファンクラブ会費入れるとサポーターズシートでも25000円、バックスタンドなら30000円とバックスタンドなら2倍以上のお値段。昨日の試合後のサポーターとフロントの話で漏れ聞くところによると「サンフレッチェ」ブランド構築のため値上げは止めないそうです。しかも駐車場の条件は5年前よりも悪化しているし。
ホント、前回と今回じゃ大違い。2003年は1試合平均9000人いた観客が今回はどれだけの人がついてこれるのだろう?
by somewheresw
| 2007-12-09 13:46
| 雑記