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こちらは友達のいない管理人がサンフレッチェ広島について気ままに書くゆるゆるブログです。なお私がこの場に不適切と判断したコメント・トラックバックは削除いたしますのでご了承ください。


by somewheresw

2005年 02月 24日 ( 5 )

その3につづいて最後にサンフレッチェユース指導方針

森山監督は、サッカーが上達するには選手達の「サッカーが好きだ、うまくなりたい」という気持ちが大事だと考えて選手自らが「上手くなりたい、もっとよくなりたい」という気持ちを持たせるように指導している。そしてチーム、個々の選手に年間、月間での目標を設定させます。
サッカー選手としてやっていくには課題を克服すること、誰にも負けない武器を持つためだと語ってます。
その後どれくらい本気であるか達成度を自己分析させるようです。
「強くそうありたい」、と強く願うほどその目標に達成できる引力があるからだとおっしゃってました。
そして、「やるべきことを全てやる」という努力の継続が大事。できる子はその子なりの工夫をして練習をしていると。
森山監督がいうに、今年サンフレッチェに入団するGKの佐藤昭大は、「やるべきことを全てやる」選手だったそうです。
佐藤昭大は毎日、日誌をつけおりその日の練習したときに感じた課題はかならず翌日その克服するための練習を実行していた。高1のとき左足のキックに問題があってほとんどボール飛ばせなかったのに居残りで毎日ボールをゴールに向かって蹴りこむ練習をしてその課題を克服したと話しました。また前田俊介はよく居残りの自主練習のときループや逆に無回転の強いシュートだとかいろんな形のシュートを黙々と1人で考え練習していた。

そしてトレーニングについて。
練習で100%できないやつが実戦で100%だせるわけがないということで、練習中は常に100%の力を出すことを要求する。ここ最近はないが、かつては100%出していない選手は練習から帰したこともあったそうです。そういう方針だから、練習中は練習場は声が響き体がぶつかる音がするくらい激しくやっている。(わたしも何度か練習みましたが、まさにそのとおりです。トップの酷い状態のときはこっちが上と思うくらい)
練習はスモールグループ、スモールフィールド、ハイプレッシャーでやっており、球際の戦いを厳しく、ポジションの予想をしっかりたて、粘り強くやる。そしてただ走るだけのフィジカルトレーニングでなく、なるべくボールを使ってフィジカルトレーニングをしている。

そして選手達には「たくましい戦える選手」に育てるようにしている。
寮では厳しい寮長に「掃除」「夜10時消灯」「5分前行動の厳守」など生活習慣を叩き込まれる。また、今のユースに入る子は昔と違ってめぐまれた環境にあるため、バスで関東まで長距離遠征にいくなどわざと厳しい環境をつくるようにしている。月1度メンタルトレーニングをする。
どんな状況でもあきらめない、負けず嫌い、ボールへの執念、勝利への執念を身につけるようにする。
また、チームへの愛、チームメイトへの愛をもつような思いやり、感謝の気持ちを持った選手に育てていくようにしている。

そして最後に指導しくうえで、最も大事なのは「選手達の可能性を信じる」。選手を見放したらその選手にとって不幸でありかつ確実に潰れるからだと力説していました。

これで公演は終わりだったとおもう。

私としては森山監督と
バルサがロナウジーニョと永年契約を結ぼうとするがのごとく、ユース監督の永年契約して欲しい
。それだけ監督の人間的魅力を改めて感じました。

また自分自身の自己啓発にもつながるいい話をきけて良かった。また監督の公演を聞く機会があるなら参加してみたいものでした。

おまけ
by somewheresw | 2005-02-24 20:02 | 其の他
その2に続いて「サンフレッチェユースの活躍について」

まず最初に去年サンフレッチェユースが悲願の初制覇した「高円宮杯U18全日本ユース選手権」の決勝の前に選手達に見せたVTRを10分ぐらい見ました。

内容は、準々決勝で東京Vユースに6-0で勝った試合、準決勝で鵬翔に3-1で勝った試合でのサンフ側全得点シーン、良いプレーしたときのダイジェストシーン、つづいて今日はこういうサッカーをするぞ!とバレンシアとか、森山監督が個人的に好きだというガットゥーゾのガッツあるプレー、
1999年だったかマンチェスター・ユナイテッドがバイエルン・ミュンヘンをチャンピオンズリーグ決勝でロスタイム2点とって逆転して優勝した試合だとか(決勝の相手のジュビロユースにこれをされなくてよかったですね)、ジュビロユースのサックスブルーに引っ掛けてサックスブルーが負ける試合ということで2002W杯の韓国対イタリア、その年の夏にあったクラブユース選手権で、ジュビロユースを破って優勝した瞬間。最後に優勝して歴史を作ろうといった趣旨のメッセージテロップで締めるものでした。
これは貴重な映像でして、ゴールシーンごとに会場に歓声が沸いていました。

続いて、森山監督のサンフレッチェユースの特徴についての話。
現在ユースはスカウト活動を充実していて、今年サンフレッチェトップに入った前田俊介とか佐藤昭大などスカウトしてきている。
とか、下部組織の充実についての話でジュニアユースが広島、びんご、みろく、くにびきなどで活動して、そこから毎年将来のプロ入りを目指せそうな4~5人ユースに送り込んでいる。
また、ユースに昇格しないジュニアユースで育った技術ある子供(ユースへ昇格できそうな子が自らの意思であえて高校に行く例もあるらしい)を県下の高校サッカー部に供給したり、また活発に練習試合など交流することによってサンフレッチェユースと県下の高校は他地域には例がないほど関係がよい。
そして、サンフレッチェユースが他にない特色として「世代間の垣根をなくす」。
高校ならば、その世代で超越してしまった選手でも上のレベルを体験することはなかなかできないが、サンフレッチェでは、例えばユースのなかで優秀な選手がトップチームの練習に参加して、トップやサテライトの公式試合に出場させるとか、中3の横竹をユースチームに入れて12月のJユースカップの試合に出させたり、ジュニアユースとユースの合同練習をしたりと違う世代のチームと交流し、能力のある選手はすぐに上のレベルの試合に出場させてより上のレベルを経験させることができよりいっそう成長することができるというクラブユースならではの育成ができる。
そして、サンフレッチェユースの取り巻く環境という話になって、ユース生は星がきれいな山村安芸高田市吉田町という広島市内からバスで公称約80分という地で他に誘惑のないサッカーに専念するしかない環境で、久保と藤本の移籍金で作ったともいわれる吉田サッカー公園内の最新式の人工芝グラウンドなどで練習できるという恵まれた施設を使って練習ができ、全寮制で生活している。さらにその寮長がとても生活面に厳しく人間的にも成長できる環境であると。

4:サンフレッチェユース指導方針 につづく
by somewheresw | 2005-02-24 17:29 | 其の他
その1につづいて「プロサッカー選手とは」というテーマを森山監督の現役時代に絡めての話になりました。

Jリーガーは、基本的に1年契約で入団時には480万以下のC契約。
J1、J2合計で600人程度いて毎年150人がJリーグの舞台から消えていく平均の選手寿命が25才の厳しい世界であると話されました。
その後、その厳しい世界で長くやってための「自己管理の重要性」を語ります。
森山監督の現役のJリーグ開幕時には水曜日、土曜日の週2日開催で肉体的になかなか疲れがとれず、かなり厳しかった。今のサンフレッチェトップチームの監督である小野監督がよくいう「サッカー選手としてきちんと24時間デザインをしろ」という言葉はまったくその通りで自分自身の生活を24時間管理する選手でないと、プロとしてやっていけない。試合後興奮して寝付かれなくともきちんと睡眠をとり、ケガ防止のためストレッチをし、規則正しい食事をとらないとならない。30才を超えでも現役を続けている選手はその人なりの「自分の生活の型」が出来上がっている人で自己管理が出来ている。そしてそれが出来ない選手は伸びないし長く続けられない。

最後に「リバウンドメンタリティー」の重要性について。
森山監督いわく「選手をやってきてこれが一番大切だと感じた」と語ってます。
サッカー選手はすべて挫折を経験します。
それはサッカー選手はプロ入り前高校あるいは大学時代スターとして活躍していてもプロに入れば大抵はすぐには試合にでることはできない。ごくまれにプロ入りしてすぐに試合出られる選手がいるが、彼らにしても怪我という挫折にぶち当たる。
その挫折をしたときに、自分が試合に出られないのを「監督が悪い」「コーチが悪い」「環境が悪い」など他者になすり付ける選手は消えていく。自己分析をして自分に足りないものを見つめてそれを克服できる者のみがプロとして生きていかれる。

森山監督も現役時代3度クビとなり、特にジュビロ時代はサテライトの試合にもなかなか出してもらえず、やっと同じポジションの選手が代表やら怪我やらでやっとトップの試合に出られて張り切って出場し、先制点を決めるまではよかったがその後張り切りすぎて相手選手をペナルティーエリア内で倒しPKを与えしかも一発レッドの退場。同点に追いつかれその後一人少ない影響でチームは逆転を許してしまいA級戦犯になりまた出場できない日々がつづいた。そのときも腐らずに練習をして自分のレベルをとにかく落とさないように努力して、その甲斐あってかベルマーレ平塚の上田監督に「おまえみたいなチームを引っ張ってくれるバカなベテランが必要だ」と誘われてベルマーレに入り、キャプテンをしてチームを引っ張った。残念なことに平塚はJ2に落ちて森山監督も膝を故障して現役を断念しなければならない状態になってその年に引退しました。

脱線ですが、98年黄金時代に入ったジュビロと99年J2に降格してしまう平塚と2年間で天と地のように対照的なチームにいたことは貴重な経験だったと森山監督は語ってました。

3:サンフレッチェユースの活躍について につづく
by somewheresw | 2005-02-24 16:28 | 其の他
2日目はここ最近高校年代サッカーチームの頂点にあるサンフレッチェユースの森山佳郎ユース監督の公演がありました。

私としては森山監督の話は、様々な体験談に基づく話でもあり3人の中ではこれが一番面白かった

公演内容は
1:自己紹介
2:プロサッカー選手とは
3:サンフレッチェユースの活躍について
4:サンフレッチェユース指導方針

の4つでした。

まずはJリーガーになるまでとJリーガーになってから引退するまでの森山佳郎について。
一応、森山監督の現役時代を説明しますと、森山さんは通称ゴリさんの愛称で親しまれるムードメーカーの要素を持つ右サイドバックの選手としてサンフレッチェ広島(91~95)、 横浜フリューゲルス(96~97)、 ジュビロ磐田(98)、 湘南ベルマーレ(99)の約10年間Jリーガーとして活躍され、日本代表にもファルカン時代に7試合招聘されています。

まず自己のサンフレッチェ時代および日本代表に出場したときのVTRを流しました。
サンフレッチェ時代はサンフレッチェがもっとも強かった時期で94年1stステージで優勝に貢献したシーン(優勝決めたチェルニーへの魂のセンターリングのところなど)や得点決めてユニホーム脱いでイエローもらうシーンなどを流して「OOさんは今と違って髪の毛がありましたね~」など時々おちゃらけも含みながら説明。こんな感じで時々お笑い的要素を含めての講義だから面白かった。

VTR終わってからはプロに入るまでの話でした。
内容は人生はマイナスと思ったことも今思えばプラスに作用しているということを自らの半生から例えての話でした。

森山監督は、中1のときに色々あってサッカー部ではなくバスケット部に入部しサッカーから離れます。しかし、サッカーへの愛着が大きいことを日に日に感じて、結局は中2にサッカー部に入ってからずっとサッカーの人生だそうです。中1サッカーしなかったことは技術的にはマイナスだったかもしれないがサッカーから離れていたことから、自分のサッカーへの愛着を気づき今までサッカーに携わるモチベーションになったとのこと。

その後、森山監督は高校へ進学したわけですが、そこは国見だとか鹿児島実業のようなサッカーの指導者がいない学校でした。サッカー部の顧問もサッカーに熱心でなくサッカーをやる上では逆境ともいえる条件だったそうで。
しかし、自分達で練習試合の相手を探すだとか練習メニューを組むことで自分で考えるクセがつきこれは選手時代、現在の指導者をやる上で役に立ったと。

その後大学受験になるわけですが、推薦での出願時期を勘違いした森山監督は願書の締め切りに間に合わず浪人生活をすることになり寝ることを幸せに思えるくらい日々猛勉強をして、翌年筑波大学に合格します。
実家の熊本から出て筑波大学にいくわけですが、生活のためにすかいら~くで深夜のアルバイトを食材をくすねながらしました。深夜労働はたいへんだったが、おかげで栄養面では苦労しなかったらしい。大学時代は入学時はCチームなかなか試合に出られずビデオ係などばかりだったが、4年になって時々ながら試合にでられるようになった。たまたま出場して大活躍していた試合に偶然に今西総監督などサンフのスカウトが見学に来てスカウトされサンフレッチェに入団します。

2:プロサッカー選手とは につづく
by somewheresw | 2005-02-24 15:44 | 其の他
高田GMの公演を書くだけでかなり字数かけたので別に。。。

当初1時間30分の予定で高田GMの話が1時間あまりあったので駆け足状態でされました。

まずは、トレーナーの仕事の説明。
大まかに言えばトレーナーの仕事は「事前に選手の問題点を見つけ、選手に予防に努めさせケガの発生率をさげる」
ケガを防ぐため日ごろからストレッチするように指導するだとか、ケガしたときどんな病院と提携しているとか、食事面での話がつづいてありました。

怪我防止のストレッチに関しては今年からハムストリングの怪我防止のためにロープを足首につないでそれを自分で引っ張り筋肉を伸ばすストレッチ運動を始めて例として大木のハムストリングの屈折度が15度から30度に改善されたとかいった話。

食事面の話ではナイターゲームでは
8時朝食、12時昼食、16時軽食(糖類、炭水化物)、21時捕食に栄養ゼリーなど(体組織が運動後30分以内で栄養補給しないと回復が遅れるため)、22時夕食。
という感じでするとおっしゃってました。他に、水分補給は試合前400cc、試合中(練習中)15~20分に一度で200cc、試合後はこまめにとらせるとか。

その他、良いシューズ、悪いシューズの選び方をスライドで解説。かかとの部分がふにゃふにゃでなくしっかりとして、屈折部がなるべく前めで大体1/3か1/4くらいで曲がるが良いシューズとのこと。またシューズ選ぶ時間はなるべく足が膨張している時間帯がよく、多くの人は夕方が良いが人によっては朝膨張していることもあるので人それぞれ足が膨張した時間でやってくださいとのこと。

その後高田GM、吉崎トレーナーと参加者の質疑応答が30分くらいあり、終了予定時刻を30分超えるものでした。質疑では指導者とかサッカー関係者らしき方が吉崎トレーナーに水分補給の具体的内容だとかの質問が多くされていたような気がします。
by somewheresw | 2005-02-24 07:59 | 其の他